境界性パーソナリティー障害が引き起こす不倫について
最近何かと話題になる不倫ですが、身の回りにも不倫をしている人の話をよく聞きます。
相手が既婚者だと知っているにも関わらず関係をもつのはもちろんいけないことです。
不倫について私が一番疑問に思うのは、なぜ既婚者であるにも関わらず他の人へ気持ちが揺らいでいくのか、ということです。
妻への愛情が冷めるパターン
既婚男性が不倫をする場合、大きく2タイプに分かれます。
一つ目は妻とは別の人を本気で好きになってしまう場合。
一般的に人が誰かに恋をし続けられる期間は3年と言われます。
妻への気持ちが恋でなくなってしまっている時、他の人へ気持ちが揺らいでしまうのは人間の本能として、どうしようもないことなのかもしれません。
境界性パーソナリティー障害のパターン
2つ目のパターンとしては、承認欲求が強い、もしくは境界性パーソナリティ障害であったりする、精神的な問題を抱えている場合です。
この場合は相手が自分を好きでいてさえくれれば、自分が恋する相手は誰でもいいのです。
友人はこのパターンの男性に嵌ってしまい、抜け出せなくなりました。
境界性パーソナリティ障害をかかえた彼はあの手この手を使って、彼女の注目を集めます。
自分には妻も子どももいるというのに、まるで彼女しか生き甲斐がないかのように彼女に付きまとうのです。
彼女は彼に執着され、「彼には私しかいない」と洗脳されていきました。
彼は妻との間に子どもができてから、妻の関心が自分に向かなくなった事で不倫をするようになったそうです。
彼女は結局、彼の執着に疲れ果て別れを選びましたが、数ヶ月後、彼には別の不倫相手ができたと風の噂で聞きました。
意外と多い境界性パーソナリティー障害
実はさきほどご紹介した彼のように、誰かに注目していてもらわないとダメというような精神状態の人が不倫をしているケースが多いようです。
彼らは決して離婚などせず、ただ自分に常に関心を持ってくれる人を探すだけです。
どちらのパターンにせよ、不倫がいけないことに変わりはありませんが、特に後者のパターンには気をつけた方が良いでしょう。