昭和の価値観を引きずっているアラサー独身女性
結婚相手は収入がある程度なければ嫌、自分が稼いだお金は自分のお小遣いで、生活費は旦那じゃなければ嫌、できれば専業主婦がよく家事は分担、と言うアラサー独身女性の話をよく耳にします。
女の価値基準の一つに若さがあります。
男性が子孫を残せるよう、生殖能力の高い若い女性へ集中します。
20歳と30歳の女性がいたとして、同じ容姿のレベルを持っていて性格的にも変わりがないのであれば、男性は20歳の女性の方が魅力を感じるでしょう。
それだけ若さは魅力なのです。20歳の同等レベルの女の子と比べられた時に秀でた魅力もないのに、前述したような理想を述べていたって、男性は見向きもしないでしょう。
急増する独身アラサー女性
そもそも、なぜここ数年、独身アラサー女性というものが急増しているのか。
彼女たちが結婚できない理由は、社会が男性中心だった昭和時代と男女平等が進んだ今の時代の良いとこ取りをしようとしているところにあります。
年収は高くないと嫌
まず独身アラサー女性がよく口にする、「年収〇〇円以上じゃないと嫌」という言葉。
男女平等が進んだ現代社会で、男性の平均年収は年々減少しています。
男性の減少した年収はどこへ行くのか。それは仕事のできる女性へと流れています。
高収入の男性が少なくなっている時代、高収入の男性には若い女性も近寄ってきます。
では、高収入の男性がアラサー女性を選ぶのは、どんな時でしょうか?
よほど教養があって、品性がある。そして気が合い、若い女性に負けないほどに容姿が綺麗である、といった場合でしょうか。
そんな独身アラサー女性を私は見たことがありません。
つまり、彼らがわざわざアラサー女性を選ぶ理由はないのです。
専業主婦で家事は分担
できれば専業主婦がいい、それでも家事は分担などと言う女性、それは理想ではなくただのわがままです。
専業主婦が多かった時代には家を守ることが女性の仕事でした。
旦那に家事を分担してもらうなんて考えは、ひと昔前ならありえません。
家事もしない専業主婦を養いたい男性など、聞いたことがありません。
一方で今の20代の女性は、女性が社会進出しているのが当たり前の時代を見て育ってきました。
ですから、共働きをするのは当たり前、という謙虚さを持ち合わせている人が多いのです。
そんな考えを持ってくれる若い女性たちがいると分かっていて、誰が30代の専業主婦希望、家事分担という条件の女性を選ぶのでしょうか。
30代になって結婚相手を探しているなら、理想という名のわがままを言っていないか見つめ直しましょう。
若さという基準においては、20代女性に比べると圧倒的に劣っているのだと自覚をしましょう。
その上で、若さに勝る魅力と謙虚さを持ち合わせないと、高収入どころかどんな男性からも相手にされません。